身近に潜む「QRコード詐欺」って?知らないと損する3つの対策
コンビニのレジ横、駅のポスター、飲食店…私たちの日常にすっかり溶け込んだQRコード。スマホをかざすだけで、簡単に情報にアクセスできる便利なツールですよね。
でも、その便利さに潜む「QRコード詐欺」の危険性、ご存知ですか? 20〜30代の皆さんも、いつの間にか被害に遭わないために、今回は身近に潜む詐欺の手口と、いますぐできる対策をサクッと解説します。
「QRコード詐欺」ってどんな手口?
QRコード詐欺とは、悪意のある第三者が偽のQRコードを設置し、それを読み取った人を詐欺サイトやウイルス感染サイトに誘導する手口のことです。
例えば…
偽のポスターやチラシ
「お得なキャンペーン!」と謳い、偽のQRコードを貼り付ける。
公共の充電器やWi-Fi
無料の充電スポットやWi-Fi提供場所に、ひっそり偽のQRコードが貼られている。
人気店の公式サイトを装う
本物そっくりのサイトを作り、そこに偽のQRコードを埋め込む。
など、巧妙な手口で私たちを騙そうとします。偽サイトでは個人情報(クレジットカード情報やID・パスワード)を入力させられたり、スマホがウイルスに感染したりする危険があります。
知らないと損する!QRコード詐欺から身を守る3つの対策
「本物か?」と疑う習慣を持つ
- 貼られている場所がおかしくないか? 普段QRコードがない場所に貼られていたら要注意。
- デザインに不自然な点はないか? QRコードの上に、さらにシールが貼られていないかなどもチェック。
- 公式情報を確認する: 不安な場合は、公式サイトや公式SNSなどで、そのキャンペーンやサービスのQRコードが本当に使われているか確認しましょう。
QRコードリーダーアプリは信頼できるものを!
- スマホ標準のカメラアプリや、信頼できるセキュリティ企業のQRコードリーダーアプリを使用しましょう。App StoreやGoogle Playストアでレビューが高いものを選ぶのがおすすめです。
- 安易にダウンロードした無料アプリには、マルウェアが仕込まれている可能性も。
誘導されたサイトのURLを必ず確認!
- QRコードを読み取った後、ブラウザで開かれたサイトのURLを必ず確認してください。「https://」で始まっているか、不信な文字列が含まれていないかなど、細かくチェックする習慣をつけましょう。
- 公式企業や有名サービスのURLと、一文字でも違っていたら要注意です。
デジタル社会を賢く、安全に生きるために
QRコードは便利なツールですが、悪用される危険性もはらんでいます。少しの注意と確認で、被害を防ぐことができます。
今日の対策を参考に、デジタル社会を賢く、そして安全に過ごしていきましょう!
【今日のサクッとチェック!】
QRコードを読み取る前に、「これは本当に公式のもの?」と一度疑ってみる習慣をつけよう!
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