睡眠の質で変わる働き方：ガジェットで見える化する習慣改善

2025.09.10

「最近、なんとなく疲れが取れない…」

「昼間のパフォーマンスが上がらない…」

そんな悩みを抱えている人、実は“睡眠の質”が原因かもしれません。

リモートワークやフレックス制度の普及で、働き方の自由度が増す一方、生活リズムの乱れや“なんとなく不調”を感じる人も増えています。

そこで注目されているのが、睡眠の見える化＝“スリープトラッキング”です。

睡眠を“見える化”すると、何がわかる？

スマートウォッチやリング型デバイスなど、最近のガジェットは、以下のような項目を自動で計測してくれます。

・総睡眠時間

・深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠の割合

・寝つくまでの時間

・心拍数や体温の変化

つまり、「どれくらい疲労が取れているか？」「自分に合った睡眠時間は何時間か？」といった、感覚ではわかりにくい部分を“データ”で把握できるようになります。

睡眠の質を改善することで、仕事のパフォーマンスが大きく変わることも。

具体的には…

・朝の集中力がアップする

・イライラやミスが減る

・長時間労働のリスクを減らせる

・クリエイティブな思考がしやすくなる

ガジェットのアプリでは、起床・就寝のタイミングを通知してくれたり、「あなたは昨日より眠りが浅い傾向にあります」などのアドバイスももらえることがあります。

自己管理が苦手な人ほど、“強制的に生活習慣を整える仕組み”として使うと効果的です。

ただし、最初から「毎日7時間以上寝ないとダメ！」などとルールを決めすぎると、逆にストレスになります。

おすすめは「まずは1週間だけ記録してみる」「平均より眠れてない日は早めに寝る」など、小さな改善から始めること。

自分の“隠れた疲れ”や“良く眠れていた日の傾向”を見つけることで、働き方そのものの見直しにもつながるはずです。

【今日のサクッとチェック！】

スマートウォッチやスリープアプリで、自分の睡眠状態を1週間記録してみよう！