IT業界への転職で役に立つ資格7選
IT業界はスキル重視の傾向が強く、未経験からの転職でも“資格”が一定のアピール材料になります。
特に、基礎力や実務スキル、セキュリティやクラウドなど、専門分野を証明できる資格は、企業からの信頼を得るうえでも重要です。
この記事では、IT業界への転職を目指す方に向けて、「取得しておくと強い」実用的な資格を7つ厳選して紹介します。

ITパスポート(iパス)
難易度:★☆☆☆☆(入門)
経済産業省が推進する国家試験で、ITの基礎知識を幅広くカバーします。
未経験者が最初に取るべき資格として人気が高く、業務システム、セキュリティ、マネジメントなど、IT以外の職種でも有効です。
基本情報技術者試験(FE)
難易度:★★★☆☆(中級)
ITエンジニアとしての基礎的な知識・スキルが問われる国家資格。
プログラミング、アルゴリズム、ネットワークなど広範囲の知識を学べるため、開発系やインフラ系への足がかりになります。
LinuC(またはLPIC)
難易度:★★★☆☆(中級)
Linuxサーバの管理スキルを認定する資格。LinuC(日本主導)とLPIC(国際資格)の2系統があります。
インフラエンジニアやクラウドエンジニアを目指す方におすすめで、実務での評価も高め。
AWS認定クラウドプラクティショナー
難易度:★★☆☆☆(入門〜中級)
Amazon Web Servicesの基礎知識を問う認定資格。
クラウド未経験でも受験可能で、インフラ系・開発系問わず、クラウド時代の“入口資格”として人気です。
CCNA(Cisco Certified Network Associate)
難易度:★★★★☆(中〜上級)
ネットワーク機器大手Ciscoによる資格で、ネットワークの構築・管理・運用のスキルが問われます。
インフラ系やネットワークエンジニアを目指すなら取得しておきたい1つ。
CompTIA Security+
難易度:★★★☆☆(中級)
セキュリティ分野の国際資格。
リスク管理や暗号化、アクセス制御など幅広くカバー。
セキュリティ分野に特化したキャリアを志す人や、ゼロトラストの知識を証明したい人にも◎。
Python3 エンジニア認定基礎試験
難易度:★★☆☆☆(入門)
プログラミング言語Pythonに特化した民間資格。
AI・機械学習・データ分析など、トレンド領域への転職を意識している方にとっては特に有効です。
資格は“入口”、実践力で差をつけよう
資格はあくまで「知識の証明」にすぎませんが、未経験者にとってはポテンシャルを示す材料として有効です。
特に転職活動においては、「なぜその資格を選んだのか」「どんなキャリアを目指しているのか」を言語化することで、面接でも強い武器になります。
【今日のサクッとチェック!】
資格は「学ぶ目的」を持つことが大切!
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