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未経験からIT転職、どこまで独学で通用する?実例と落とし穴

「未経験からIT業界に転職したい」──そんな声を、いま本当によく耳にします。

DX推進、リスキリング、生成AI…。世の中が“IT人材不足”に沸くなかで、「独学でもいけるのでは?」と思う人も少なくありません。

しかし、実際の現場はそんなに甘くないのが現実です。

独学でも転職できた人たちの共通点

独学でIT転職を成功させた人に共通しているのは、「目的が明確」なことです。

ただ「手に職をつけたい」ではなく、「インフラエンジニアとしてサーバ構築ができるようになりたい」「Webアプリ開発を学んで自分のサービスを作りたい」といった具体的なゴール設定がある人ほど、継続力が違います。

また、成功者は“アウトプット前提”で学んでいます。

Progateやドットインストールなどで基礎を学んだあと、GitHubに成果物をアップしたり、Qiitaで学習記録を発信したり。

「学んだ証拠を見せる」ことが、ポートフォリオになっているのです。

独学だけでは限界を感じやすいポイント

一方で、独学には落とし穴もあります。

最大の壁は「現場で求められる知識との差」です。

教材どおりに動かせるスクリプトは書けても、実際の職場では「なぜ動かないのか」をトラブルシュートする力が問われます。

また、“チーム開発の経験”がないという点もネックになりがち。

コミュニケーション、レビュー、Gitの運用ルールなど、独学では学びにくい“現場の常識”が存在します。

さらに、「何をどこまで勉強すればいいのか」がわからず、教材を渡り歩くだけで終わってしまうケースも多いです。

特にSNSやYouTubeで情報が溢れる今、情報の取捨選択力が成功の鍵になります。

“独学+α”で差がつく時代へ

結論からいえば、独学でも基礎は十分身につけられます。

しかし、それを「実務レベル」に引き上げるには“+α”が必要です。

たとえば、オンラインスクールや職業訓練を活用して、

・メンターの添削を受ける

・チーム開発の経験を積む

・資格試験(LinuC・基本情報・AWS認定など)で学習範囲を体系化する

といった手段で“実務の視点”を取り込むと、採用の壁を越えやすくなります。

最終的には「自分で環境を構築し、問題解決できるか」が勝負。

学習期間を半年〜1年と見積もり、焦らずステップを踏むのが成功への近道です。

【今日のサクッとチェック!】

独学だけでは「チーム経験」「問題解決力」が不足しがち。独学だけでは「チーム経験」「問題解決力」が不足しがち。!

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