コラム

  1. HOME
  2. コラム
  3. フリーランスという働き方、ホントのところどうなの?フリーランスという働き方、ホン...

フリーランスという働き方、ホントのところどうなの?

「会社員を辞めて、フリーランスになりたい」

そう考える人が年々増えています。

SNSでは「自由」「ストレスフリー」といったポジティブな声も多い一方で、「収入が安定しない」「仕事が取れない」といった現実的な悩みも聞こえてきます。

では、フリーランスという働き方の“良し悪し”はどこにあるのでしょうか?

今回は、実際の働き方やキャリアの観点から、そのリアルを掘り下げます。

フリーランスの魅力:自由と裁量の大きさ

フリーランス最大のメリットは、なんといっても「自由度」です。

・働く場所も時間も自分で決められる

・案件や取引先を自分で選べる

・努力が報酬に直結しやすい

特に20〜30代のフリーランスには、

「在宅で複数の案件を掛け持ち」「平日は仕事、週末は地方移住の準備」といった柔軟な働き方を実現している人も多いです。

また、スキルアップのスピードが速いのも特長です。

会社員のように部署異動や社内調整がないため、「成果がすぐに形になる」「責任範囲が明確」という点で、実務を通しての成長を実感しやすい働き方ともいえます。

フリーランスのリスク:収入と信用の不安定さ

一方で、フリーランスには明確なリスクもあります。

最も大きいのは、収入の不安定さです。

月によって案件数が変動し、請求書の支払いサイトも長期化しがち。

「頑張って働いたのに、入金は翌月末」というケースも珍しくありません。

さらに、社会的信用の低さも課題です。

住宅ローンやクレジットカードの審査、賃貸契約などで、会社員より不利になる場面が多いのが現実。

そしてもう一つ重要なのが、孤独感と自己管理の難しさです。

上司も同僚もいない環境では、モチベーション維持も自己責任。

時間管理やスケジュール調整を怠ると、あっという間に生活リズムが崩れます。

フリーランスに向いている人・向いていない人

すべての人にフリーランスが向いているわけではありません。

向いている人

・自分でスケジュールを管理できる

・目標設定や営業活動が苦にならない

・変化や挑戦を楽しめるタイプ

向いていない人

・収入の波に不安を感じやすい

・指示がないと動けない

・安定志向が強い

フリーランスは“自己責任”の働き方です。

自由の裏には、すべての判断と結果を自分で引き受ける覚悟が必要です。

会社員とフリーランスの“中間”もある

最近は、「会社員×副業」や「業務委託契約で週3勤務」など、フリーランスと会社員の“いいとこ取り”をする働き方も増えています。

たとえば、週3で企業案件に関わりながら、残りの時間で個人プロジェクトに挑戦する。

こうしたハイブリッド型キャリアは、安定と自由を両立できる新しい選択肢です。

完全な独立を目指す前に、まずは副業や兼業で“テスト期間”を設けるのも賢いやり方です。

【今日のサクッとチェック!】

フリーランスは「自由」だが「自己責任」も伴う働き方。まずは副業や業務委託など、“中間形態”で試してみるのもアリ!

CONTACT CONTACT

ご依頼やご相談、サービスについての
ご質問はこちらから